中日無念 立浪監督の仰天采配実らず敗戦 11回に決勝点献上 小笠原に38回連続援護なしの悲劇
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「中日0-1阪神」(15日、バンテリンドーム)
中日が延長十一回に決勝点を献上し、連勝が2でストップ。勝率5割復帰も逃し、借金2となった。
立浪監督の攻撃的采配は勝利につながらなかった。球場がどよめいたのは九回、先発の小笠原が先頭・中野に二塁打を許すと、97球での降板を決断。守護神マルティネスを投入した。
立浪監督の積極継投に場内からどよめきが起こる中、近本を申告敬遠。無死一、二塁からのマウンドで、マルティネスは無失点リリーフ。最後は2死二、三塁から渡辺を見逃し三振に仕留め、雄たけびをあげた。
大ピンチをしのいで流れを引き寄せたかと思われたが、攻撃陣が援護できず。無得点で迎えた十一回、4番手・斎藤が近本に決勝打を浴びた。
九回途中まで無失点に抑えた小笠原だったが、2勝目はお預け。打線は小笠原が登板時、38イニング連続援護なしの悲劇となった。