ヤクルト 史上最年少記録の村上「ホームラン200本打ったっていうだけ」「2月に生んでくれた母親に感謝」

 史上最年少200号を達成し記念ボードを手にする村上(撮影・市尻達拡)
 8回、村上は右中間へソロ本塁打を放つ(撮影・市尻達拡)
 8回、右中間席へソロを放ち、拳を力強く握る村上(撮影・市尻達拡)
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 「ヤクルト2-0広島」(15日、坊っちゃんスタジアム)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が1-0の八回、24歳3カ月で史上最年少200号アーチを放った。14日の同戦では5年ぶりの3番に入ったが、この日は1日で4番に復帰。松山の地で、メモリアル弾を放った。

 右中間へ、打った瞬間に確信する特大の一発。リードを2点に広げる貴重な一発にもなり球場は大歓声。ダイヤモンドを一周し、記念ボードを掲げて応えた。

 試合後の村上は「ホームラン200本打ったっていうだけですし、それで僕の野球人生が終わりじゃないですし、まだまだこの先、たくさん野球をやると思うので。特にそういう変な意識はないですけど」と冷静。快挙にも「年齢はそうですけど、たまたま早く活躍できて、ホームランを打ててるっていう、それだけ。それに限るんで。年齢は2月に生んでくれた母親に感謝したい」と笑った。

 ここまで100号、150号と史上最年少記録を次々と塗り替えてきた主砲が、200号でも新たな金字塔。これまで清原和博氏の持つ24歳10カ月の最年少記録を更新。3日の中日戦では史上最年少での神宮100号も放っており、球史に名を刻み続けている主砲がとどまることはない。

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