ロッテ・佐々木朗希が8回3安打1失点 今季最多12奪三振&今季最速162キロ計測「とにかく勝ち越しを許さず投げられた」

 2回、万波に162キロのストレートを投げた佐々木(撮影・開出牧)
 7回、田宮に死球を当て帽子を取る佐々木(撮影・開出牧)
 7回、細川に同点の左犠飛を許した佐々木
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 「ロッテ-日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、8回3安打1失点。今季最多の12奪三振を挙げ、今季最速の162キロをたたき出した。

 初回からエンジン全開だった。先頭・スティーブンソンをフォークで空振り三振。2死から郡司は、スライダー2球で追い込み、フォークで見逃し三振と最高のスタートを切った。

 二回は、先頭・マルティネスを空振り三振とすると、細川は二ゴロ。続く万波の4球目に今季最速の162キロをマークした。ファウルとされたが、カウント1-2から二ゴロ。この回の直球の平均球速は160キロと、圧巻だった。

 三回、四回には走者に三塁まで進塁を許したが無失点。1-0の六回には、変化球を巧みに操り、先頭から2者連続三振を奪い、ここまで毎回奪三振とした。

 1-0の七回には先頭・郡司から連打を浴び、無死二、三塁とされると、細川には左犠飛を許し同点に。なおも2死一、二塁とピンチは続いたが、踏ん張り最少失点に抑えた。

 同点の八回には修正力が光った。フォークを決め球に、先頭・水野から2者連続で空振り三振を奪い、今季最多の12奪三振をマークすると、最後は松本剛を中飛。勝ち越しは許さなかった。

 降板後に「リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです」とコメントした。

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