日本ハムが今季2度目の引き分け 七回に細川の執念の左犠飛で同点に追いつく

 7回塁、細川の左犠飛で三塁から同点のホームに滑り込む代走の五十幡(左)。捕手・佐藤(撮影・開出牧)
 9回、田宮の左前打で二塁からホームに滑り込むがタッチアウトとなるマルティネス(左)。捕手・佐藤(撮影・開出牧)
 7回、細川が同点の左犠飛を放ちベンチで喜ぶ新庄監督(撮影・開出牧)
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 「ロッテ1-1日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムが今季2度目の引き分け。打線は少ない好機を生かして同点に追いついた。

 1点を追う七回、先頭の郡司が中前打で出塁すると、新庄監督は代走・五十幡を送った。マルティネスとランエンドヒットが二塁打となり、二、三塁。続く細川の定位置付近の左飛が、同点犠飛となった。

 細川は「打ったのはストレートです。いそさん(五十幡)、ありがとうございます!大好きです!」とコメントした。

 昼間は鎌ケ谷での2軍ヤクルト戦に加藤豪、五十幡とともに出場していた。新庄監督は「内容次第で誰を出すか決めていく」と話していたが、加藤豪、五十幡は2安打、細川は本塁打と全員が活躍。「迷っちゃう」と言いつつ、細川を5番抜てきしていた。期待に応える一打となった。

 先発の金村は5回5安打1失点、毎回の6三振を奪う好投。二回2死一、三塁、三回2死三塁のピンチはいずれも三振で切り抜けたが、四回2死二塁から安田に右前適時打で先制の1点を失った。

 「ランナーを背負いながらも粘りの投球ができていただけに、あの一球が悔やまれます。初球を大事にいかなければと思っていましたが、甘く入ってしまいました。また今回はカウントを悪くすることが多く、長いイニングを投げられませんでした。もっと早い段階で、ゾーンで勝負できるような投球をしていきたいです」とコメントした。

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