ソフトバンク・モイネロ 7回1失点で2勝目 126球の力投も「疲労感はない」安定感抜群防御率1点台
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「ソフトバンク6-2西武」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクのモイネロが自身最多126球の力投。7回を1失点に抑えて約1か月ぶりの今季2勝目を挙げた。
この日は制球がいつもより不安定だった。「四球が4つあった。ただ、それ以外の感覚は悪くなかった」。要所では力のある球を投げ込み、追い込んだ場面ではきっちり三振も重ねて8つを奪った。
また、かなりの球数を要したが、「疲労感はない。球数を投げることで、先発の役割にも体が慣れてくる。ポジティブな登板だった」と頷いた。勝ち星こそ伸びていないが、今季7度の先発のうちクオリティスタートを6度クリアしている。防御率1・53はリーグ3位の好成績だ。昨年までリリーフ専門で投げていたことを忘れさせるくらいの安定感を発揮している。