ヤクルト4度目の完封負け 高津監督は「1点で負けちゃいけない」と厳しい表情

 9回、丸山和の一塁アウト判定にリクエストする高津監督(撮影・中田匡峻)
 8回の攻撃を終え、選手交代を告げる高津監督(撮影・北村雅宏)
 キャッチボールをする石川(撮影・中田匡峻)
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 「阪神1-0ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが今季4度目の完封負け。連勝は止まり、借金は「3」になった。

 ワンチャンスを生かせなかった。序盤からヤクルト・ヤフーレ、阪神・ビーズリーの投手戦に発展。試合が動いたのは四回だった。2四球でピンチを背負うと、4番・大山に左前適時打を浴びて1失点。結果的にはこの1点が決勝点となり、完封負けを喫した。

 試合後の高津監督は「自分から崩れていくことさえしなければ、ゲームを作ってくれる投手だと思う」と四球からの自滅を嘆いた。それでも「1点で負けちゃいけないですね」と言葉を強めた。

 イニングの先頭打者で出塁できたのは二回のみ。3回以降は八回の代打・川端の内野安打のみと抑え込まれ、「ほぼ初見の投手を打つのは、向こうの状態もいいんでしょうし、難しいのかなと思って見ていたけど、それでも何とかしないといけない」と振り返った。

 19日の同戦には、23年連続勝利をかけてベテラン・石川が今季3度目の先発マウンドに上がる。カード勝ち越しへ向けて、明日は打線がきっちり援護したい。

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