3番手で登板のソフトバンク・長谷川が無傷3勝目に「勝ち運がすごい。自分でもびっくり」現役ドラフトで日本ハムから今季加入

 西武に勝利し、ポーズをとる長谷川(左)と近藤
 8回に登板し、3勝目を挙げた長谷川
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 「ソフトバンク3-2西武」(18日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・長谷川威展投手が無傷の3勝目を挙げた。

 1点ビハインドの八回表に登板。2死走者なしから四球と安打を許してピンチを背負ったが、最後は外崎を三ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。すると直後の攻撃で近藤が逆転2ラン。チームがそのまま逃げ切り、長谷川に白星が転がり込んだ。

 今季がプロ3年目の24歳左腕。昨年までプレーした日本ハムでは2年間勝利はなく、現役ドラフトで移籍。4月29日の西武戦(みずほペイペイドーム)でプロ初勝利を飾ると、3週間足らずで早くも3勝を手にした。「勝ち運がすごい。自分でもびっくりしています」と思わず照れ笑い。

「別に勝利投手を狙って投げてるわけじゃないですが、勝ちに繋がるっていうところは本当に嬉しいなと思います」

 試合後は満員のファンの前でお立ち台に上がった。ヒーローインタビューはプロ初だ。白星について質問が飛ぶと「このまま最多勝のタイトルを狙って頑張りたい」と言ってのけ、大歓声を浴びた。ここまでの7登板で無失点を続けるニューヒーローは、首脳陣の信頼だけでなく鷹ファンの心もつかみそうだ。

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