ヤクルト 12球団ワースト11度目の逆転負け

 4回、打ち込まれ降板する石川(撮影・田中太一)
 2回、才木から右前打を放つ丸山和(撮影・中田匡峻)
 7回の攻撃を終え、選手交代を告げに行く高津監督(撮影・北村雅宏)
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 「阪神7-2ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが12球団ワーストとなる11度目の逆転負けで連敗を喫した。

 先発・石川が阪神打線を抑えられなかった。2点の援護をもらった立ち上がりは無失点だったが、二回だ。味方のミスからノイジーに左翼線への二塁打を浴び、梅野&木浪の連続犠飛で同点とされた。三回には1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けたが、四回には踏ん張りきれず。3連打で無死満塁とすると、相手投手・才木に痛恨の押し出し四球。さらに近本に適時打を浴びて、このイニングは1死も取れないまま降板となった。

 石川はここまで2試合に先発するも、援護に恵まれないなど白星が遠かった。「自分自身の勝利も本当に欲しい」と“3度目の正直”でも今季初勝利をつかめないばかりか、今季初黒星を喫し、23年連続勝利はまたしてもお預けとなった。

 また好調だった1番・丸山和が途中交代。二回に処理した犠飛の際、ジャンピングキャッチをした時にフェンスに激突。ビッグプレーにはなったが、三回の守備から浜田が代わりに入った。

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