オリックス、連勝ストップ エスピノーザが自己ワースト5失点KO、2敗目 昨季までの同僚山崎に白星献上…

 4回、水野に勝ち越し2ランを浴び、ぼうぜんとするエスピノーザ(撮影・中島達哉)
 4回、勝ち越しを許し、視線を落としながらベンチに戻るエスピノーザ(撮影・中島達哉)
 7回、選手交代を告げる中嶋監督(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム5-4オリックス」(21日、エスコンフィールド)

 オリックスの連勝は2でストップした。

 先発のエスピノーザが5回を投げ、まさかの来日ワースト5失点と誤算だった。試合前時点でリーグトップの防御率1・35だっただけに、信じられない光景が広がった。

 二回に3点の援護点をもらった助っ人だったが、三回に中島、郡司、水谷の適時打であっさりと同点とされた。

 同点の四回には伏兵の水野に勝ち越し2ランを献上。来日初本塁打を浴びた形となった。自身2連敗で今季2敗目。「身体の面でも、気持ちの面でも、いい状態で試合に臨むことができていたのですが、リードを守れず、逆転を許してしまったことがすごく悔しい」と肩を落とした。マークが厳しくなっているのか、本来の投球ができなかった。

 打線は昨年までオリックスに所属した先発・山崎と初対決。遠慮無く攻めかかった。二回だ。1死から紅林が四球、宗が右翼線二塁打で好機が拡大。打席には好調の太田が入った。3ボールから山崎福の140キロ直球が甘く入る。「狙い球を絞り、思い切って打ちにいきました」。きれいに中前へと運び、2者を生還させた。

 その後、今季初先発の茶野の適時打で追加点を奪取した。2点を追う展開に変わった六回には森、紅林の連打などで山崎をマウンドから引きずり降ろした。太田の左犠飛で1点差に詰め寄ったが、あと一歩届かなかった。

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