中日・立浪監督の奇策 「バスターエンドラン」がトレンド入り 加藤匠が痛恨二ゴロ併殺

 巨人と引き分け、選手とタッチを交わす立浪監督(右端)。手前は阿部監督
 12回、三振に倒れた代打・カリステ(撮影・開出牧)
 3回、送りバントを決めた高橋宏(左手前)とタッチを交わす立浪監督(右から2人目)=撮影・開出牧
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 「巨人1-1中日」(21日、東京ドーム)

 中日は七回に2年目の田中幹也内野手が左翼席にプロ初本塁打となる1号ソロを放って均衡を破った。

 先発の高橋宏は毎回走者を背負う投球だったが、要所を締めて6回無失点で2勝目の権利を手にした。だが、七回に2番手・清水が同点犠飛を許し、高橋宏の白星が消えた。

 延長十一回1死一塁で、打席には九回の守りから出場していた加藤匠。初球はバントの構えからボール。2球目はバスターエンドランでファウル。3球目もバスターエンドランを仕掛けたが、最悪の二ゴロ併殺となって得点できなかった。

 加藤匠はここまで22試合に出場して36打数4安打の打率・111、0本塁打、1打点、0犠打。打数の半分に当たる18三振を喫していたが、強攻策が裏目に出る形となり、Xでは「バスターエンドラン」がトレンド入りした。

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