巨人・阿部監督 4時間超ドローに「ピッチャーは何も責められません」 打線1得点も「何とかしようとしているのは見える」
「巨人1-1中日」(21日、東京ドーム)
必死に粘って負けなかった。巨人は4時間を超える戦いの末、今季4度目のドロー。阿部慎之助監督は「ピッチャーは何も責められません」と1失点に抑えた投手陣をフォローした。
3連敗で迎えた一戦。打開策を模索した。2年ぶりに支配下に復帰し、即1軍昇格させたベテラン・立岡をスタメン起用するなど打線を組み替えた。序盤から本塁が遠かったものの、0-1の七回にやっと意地を見せた。無死二塁から立岡が送りバントを決め好機を演出。続く吉川が「みんなでつないだチャンス。どんな形でも点につなげたい」と中犠飛で同点に追いついた。ただ、結果的には7安打で1得点の貧打にあえいだ。
打線について「何とかしようとしているのは見える。明日は打ってくれるでしょう」と指揮官。野手陣の奮起を待って、まずは負の連鎖を止める。