ヤクルト4連敗で借金6 力投の小沢を打線が援護できず 1番・丸山和がフェンス激突で負傷交代の悪夢も

 6回、宮崎の中飛を好捕した後フェンスに激突し、担架で運ばれる丸山和(撮影・佐藤厚)
 4回、筒香(左)に先制2ランを浴びた小沢
 6回を終え、選手の交代を告げる高津監督
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 「ヤクルト1-2DeNA」(22日、神宮球場)

 高津ヤクルトが今季2度目の4連敗で、今季のワーストを更新する借金6。またしても踏ん張る小沢を見殺しにした。

 先発・小沢が粘り強く踏ん張り続けたが、“6度目の正直”でも今季初勝利にはつながらなかった。序盤から強打のDeNA打線を相手に力投。三回には2死二塁から暴投で三塁まで進まれるが、無失点で切り抜けた。それでも四回。佐野に中前打を許すと、4番・筒香に3号2ランを被弾。痛恨の一発を食らい、先制点を許した。

 また援護したかった打線に、またしても悲劇が起こった。六回だ。小沢が2死一、二塁のピンチを招くと、宮崎の打球を中堅・丸山和が懸命に追った。ジャンプで好捕するも、フェンスに勢いあるまま激突。頭を強打する形で倒れ込み、担架が運ばれると球場は騒然となった。丸山和は19日の阪神戦でもフェンスに激突しており、この日は復帰したばかりだった。

 全力プレーで失点を阻止した丸山和の気迫に応えたかったが、七回。長岡が二塁打で出塁すると、浜田が犠打に成功。1死三塁から代打・川端、代打・山田で勝負をかけたが、得点に結びつかず。1点が遠いもどかしい展開となった。

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