ロッテ・種市が4年ぶり完投勝利「気持ちは毎試合完投したい。気持ち良かった」 吉井監督「何とかしてくれるピッチャー」

 完投勝利を挙げ、マスコットと笑顔でポーズを決める種市(撮影・持木克友)
 完投勝利を挙げ、吉井監督(左)から祝福される種市(撮影・持木克友)
 完投勝利を挙げ捕手・佐藤(左)とグータッチを交わす種市(撮影・持木克友)
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 「西武1-2ロッテ」(22日、ベルーナドーム)

 ロッテの種市篤暉投手が9回102球を4安打1失点、今季最多タイ8奪三振。2020年7月25日・西武戦以来、4年ぶりに完投勝利を挙げた。「たくさん迷惑をかけていたので、9回投げきることができて良かった。気持ちは毎試合完投したいと思っている。自分の球に自信を持って、ゾーン内で勝負ということを続けているのが良かった」と振り返った。

 テンポ良く腕を振り、五回までわずか1安打。2-0の六回には、先頭・古賀に左前打を浴びると、1死を挟み、源田には二塁内野安打。さらに打球を処理した二塁・小川の悪送球で、1死二、三塁とされた。続く平沼には右前適時打を許し、その後も満塁のピンチを背負ったが、「真っすぐが良かった」と、4番・中村を内角直球攻めで空振り三振。蛭間を中飛に打ち取り切り抜けた。

 七回には先頭・佐藤龍を見逃し三振に斬り、今季最多タイの8奪三振。その後、味方失策が絡み1死一塁と走者を背負ったが、古賀を二塁への併殺打に打ち取り無失点。八回は三者凡退とした。

 九回も続投。先頭・外崎を左飛。中村を三邪飛。蛭間を中飛と三者凡退で締めた。9回を投げきり「ホームランだけは打たれちゃダメだった中で、気持ち良かったの方が強かった」とすがすがしい表情だった。

 吉井監督は「真っすぐが良かった。種市は何とかしてほしいところで何とかしてくれるピッチャー。最近それがでていなかったけど、やっと出てきたのでこのまま頑張ってほしい」と期待を込めた。

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