DeNA・筒香 4番弾3号V2ラン 打率2割台も靍岡コーチ、OPSを高評価

 「ヤクルト1-2DeNA」(22日、神宮球場)

 DeNAは4番・筒香が勝負強さを発揮した。0-0で迎えた四回1死一塁、小沢のストレートを右中間席へ3号先制2ランを運んだ。チームを連勝に導き、「状態があまりよくない中で勝ちに貢献できて良かった。強い打球を心がけました」とほっとした表情を浮かべた。

 NPBに復帰して12試合目。牧が右太もも裏の軽い肉離れで離脱した19日の中日戦(横浜)からは4番に座り3試合目。打率は2割台だが、全3本塁打は勝利に直結。「間合いが崩されているので慣れるしかない。牧が帰ってくるまで勝ちに貢献できるようにしたい」と誓った。

 作戦やデータ分析を担う靍岡チーフオフェンスコーチは「打率は低いが、そこで評価していない。強い打球を捉えられる」とOPS(出塁率+長打率)や出塁率を高評価。データを用いながら調子を上げているという。

 三浦監督は「筒香の(本塁打)は大きかった。海外でもほぼ初見の投手と対戦しているからね」と初対戦の投手を攻略した主砲に目を細めた。

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