「ヤクルト３－５ＤｅＮＡ」（２３日、神宮球場）

　ＤｅＮＡはこの日、ヤクルト先発の左腕・高橋に対し、スタメンに大和や知野ら右打者７人を並べた。前夜に決勝弾を放った筒香も思い切ってベンチスタートさせ、４番にはオースティンを据えた。

　三浦監督は「筒香は準備させていたけれど、コンディションもちょっと見ながら、きょうは代打で準備してくれと」と明かし、「３番、５番は動かしたくなかったので、ってことで誰が（４番を）打てるんだということで、オースティン。昨日伝えて、何も変えずにそのままでいいから、打順は４番になると伝えた」と起用の意図について説明した。

　オースティンが４番に座るのは３年ぶり。四回の今季２号ソロをはじめ、一回と五回に適時打を放ち、３安打３打点と大活躍。徹底した作戦が功を奏した。

　チームは今季初の同一カード３連勝をマークし、勝率も５割復帰。指揮官は「まず、５割でまたホームに戻りますし、まだまだここから。明日負けたらまた借金に戻るわけですから、ここからまたしっかりと積み上げていけるように」と話した。