国学院大 負ければ最下位確定の崖っぷちで14安打11得点の快勝 “努力の男”仲村がリーグ戦1号

 「東都大学野球、国学院大11-3日大」(24日、神宮球場)

 負ければ最下位確定という崖っぷちで、国学院大が14安打11得点の快勝を飾った。

 3-3の同点で迎えた五回1死一塁では仲村光陽外野手(4年・尽誠学園)がリーグ戦1号となる左越え決勝2ランをマーク。「打席に入る前、監督さんから『とにかくシンプルに。やるべきことを整理して打席に立ちなさい』と言われました。体が反応して、飛んでいってくれた。感触は良かったです」と振り返った。

 キャンプ、オープン戦と思うような結果が出ないまま開幕を迎えた仲村。3月のオープン戦で2三振を喫した試合後、鳥山泰孝監督から「おまえのバットで必ず流れを変える場面が来るから」と声をかけられたという。「その思いを持ちながら1軍に上がるまで練習に取り組んできた。悔しかった思いも、こういった一本で報われていくんだと思いながらダイヤモンドを一周しました」と喜びをかみしめた。

 指揮官も「徹底して積み重ねてきた男、誠心誠意、野球に取り組んでいる男なので、神様も見ている」と目を細める。29日に行われることとなった3回戦で勝ち点をつかむべく「全てのものを出して準備して、最後の一戦に挑みたい」と力を込めた。

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