中大が青学大破り逆王手 繁永が先制V撃 完全Vへ気合「引くことなくやっていきたい」

 「東都大学野球、中大2-1青学大」(24日、神宮球場)

 未消化分の2回戦3試合が行われ、中大が青学大を下して1勝1敗とし、優勝へ“逆王手”をかけた。28日に行われる3回戦の勝者が優勝となる。亜大は駒大を破って勝ち点2とし、1部残留を確定させて今季終了。敗れれば最下位確定だった国学院大は日大に快勝して3回戦へ持ち込んだ。

 中大の春はまだ終わらせない。負ければV逸の一戦で、繁永晟内野手(3年・大阪桐蔭)が決勝打を放ち、望みをつないだ。

 初回1死三塁の絶好機だった。「(チャンスで)回してくれたので、クリーンアップにいる以上は決めないと」。1ストライクから内角スライダーを捉えると、打球は左翼フェンスに直撃。流れを呼び込む適時打をマークし、力強くガッツポーズを決めた。「一振りで決められて良かった」。打率・356と11打点はリーグトップと、好調の打撃を披露した。

 チームは4連勝。4敗しているものの一度も勝ち点を落としていないため、28日の3回戦に勝てば完全Vが決まる。「向こうは強いチームなので、引いたら負け。引くことなくやっていきたい」。2019年秋以来の頂点へ、一歩も譲らない。

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