天理の麻田が9回1安打無失点の快投 八回までノーノー 巨人・戸郷の快挙は「知っていました」春季近畿大会

 「春季高校野球近畿大会・1回戦、天理11-0社」(25日、明石トーカロ球場)

 天理が優勝した2011年以来13年ぶりとなる春の近畿大会初戦を突破した。

 先発左腕・麻田悠介投手(3年)が9回1安打無失点で完封勝利。初回は四球を絡めて2死二、三塁と先制の危機を招くも、一ゴロで脱出。三回も四球で走者を出したが、後続を打ち取って無失点に抑えた。味方が五回に6点を入れて大量援護をもらった直後の六回もテンポよく投げ込んで三者凡退。七回は味方の失策で先頭に出塁を許したが、変化球も巧みに交えて後続を3人で切り抜けた。

 八回まで無安打投球。「意識しないようにしていたんですけどチームメートに言われて」と自然とノーヒットノーランが頭によぎった。24日に甲子園で行われた阪神対巨人戦では巨人・戸郷がノーヒットノーランを達成。「試合は見ていないですけど知っていました」と、戸郷ばりの快投でチームを初戦突破に導いた。

 八回1死二塁で右前に落ちるポテンヒットで初安打を許すも、その後の2死満塁で二ゴロに打ち取りガッツポーズ。「自信になりました」と胸を張った。

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