元木大介氏 長嶋監督に激怒された恐怖事件 即交代→ブルペン幽閉 外されバントだけ延々2日 手が恐ろしく腫れあがる
フジテレビ「ジャンクSPORTS」で「プロ野球スーパーサブ大集合!」企画前編(関東地区11日、関西21日)が放送された。
川藤幸三氏、真中満氏らと出演した元木大介氏は、スーパーサブの仕事の厳しさとして「バント失敗は許されない」と指摘した。
「みんなバントって成功するもんだと思ってるんですけど、正直、僕なんて、甲子園の時はスラッガーですよ」と力説。なぜかクスクス笑いが起こったことに抗議しながら、浜田雅功が「失敗したらどうなるんですか?」と聞くと、「いやもう…ほんとに…大変なことが起きるんです」。
忘れもしない事件として、阪神戦の甲子園。無死一、二塁でバントのサインが出たが失敗してピッチャーフライになったという。
「長嶋監督がすっげえ激怒して…やべえっと思って。こんな怒るの初めて見た」と回想。そのまま即交代させられ、甲子園のスタンド下のブルペンに行かされ、「お前バントしとけ」と試合が終わるまで打撃マシン相手にバント練習させられたという。
「もう試合で何が起きてるか分からないんです。たまにホームラン打つと音楽鳴って、誰が打ったんだよ?って」と笑わせた。
さらに翌日は広島に移動しての練習だったが、練習表に名前がなく、一番下に「元木 バント」と書いてあったという。
「その日も一日バントして、たぶん5000球以上はやりましたね。右手がこんな腫れあがって」と手のひらを触りながら、とんでもなく腫れあがったことを明かし、真中氏らが手を触りながら「分かる分かる」と応じていた。