西武・中村剛 通算477本塁打!金本知憲超え歴代単独10位 「勝ったことが良かった。まだまだ打てるように」
「西武6-5オリックス」(25日、ベルーナドーム)
節目の一発で、重いムードに風穴を開けた。二回だ。先頭から打席に入った西武・中村剛也が、曽谷の5球目の直球を左翼席に運んだ。価値ある6号ソロ弾で通算477本塁打とし、広島と阪神で活躍した金本知憲を上回る、歴代単独10位となった。
「勝ったことが良かった。まだまだ打てるように頑張る」と中村。前日に今季ワーストの8連敗を喫した中、勝利に結びついたことがうれしい。
試合前には、主将の源田を中心に野手だけでミーティング。1点を追った七回2死満塁から逆転の2点適時打を放った外崎は「チームが同じ方向を向き、まとまった雰囲気があった」という。その中で勢いを付けたのが、中村のアーチとなった。
チーム一丸での勝利。松井監督は「まだ1試合ではね。でも、こういう形で逆転できたのは大きい」と喜んだ。