DeNA バウアーとの交渉打ち切りで今後の補強は?萩原チーム統括本部長「次善の策は当然考えてやっている」
DeNAの萩原チーム統括本部長は26日、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーしているトレバー・バウアー投手との交渉を打ち切る方針を示した。この日までにレッドデビルズが短期契約からシーズン終了までの契約に切り替えたことを発表。「現実的に難しい」と語り、今後の補強についても方針を示した。
以下、萩原チーム本部長との一問一答。
-バウアー投手が「メキシコシティー・レッドデビルズ」と今季いっぱいまで契約を延長したと、同球団から発表があった。
「今週、再度交渉を持ちまして、バウアー選手の代理人の方から、今シーズンに関しては向こうで契約すると、ほぼほぼ決めているという話をお伺いした。きょう、それが発表されるというのは知りませんでしたが、その方向であるというのは聞いていました」
-今年は復帰が難しい状況という認識か。
「そうですね。我々、補強期限ギリギリまで交渉してく予定ではあったが、早めに本人の方からシーズンいっぱいまで(メキシコと)契約と聞いたので、現実的に難しいのかなと」
-バウアー投手は特別で復帰の交渉をしていたのか、投手の補強をまだ考えていて、というところなのか。
「もともと次善の策は当然考えてやっている」
-補強は先発?
「言わないです(笑)。全部、どこかに絞ってリストを挙げてやっているわけではないので。今の時点で分かったからには、今の時点で必要な選手を考えている」
-投手?外国人という広い枠で?
「外国人かどうかも含め」
-来年、もう1度、またバウアーに戻ってきて欲しいか。
「いわゆる先方との交渉次第になるが、引き続き、MLBに彼が行くのは望んでるでしょうから、彼の中でそうじゃなしに日本に行くぞと決めたときには、ウチが1番手になると今でも信じているが、まだちょっと来年のシーズンの話はまだ早いかなと」
-今年の交渉の中で、日本ならDeNAに戻るよという代理人との話はあったのか。
「我々はそう信じていますけど、実際、その契約もウチ以外としているとは思わないですが、やっぱり当然上限もあると思いますし、何でもいいから来るぞという話ではないしょうし、交渉の中で優先的に交渉できていたのは間違いない」