巨人・阿部監督 同点弾の岡本和を思いやる「きつかったと思います」「スッキリした一発になったのでは」

 プロ初勝利を挙げた西舘は阿部監督とポーズを決める(撮影・田中太一)
 10回、勝ち越しに沸く巨人ナイン(撮影・山口登)
 延長10回、丸の犠飛で生還する重信(右)=撮影・石井剣太郎
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 「阪神1-2巨人」(26日、甲子園球場)

 巨人が会心の逆転勝利をおさめ、敵地で阪神に勝ち越した。貯金は2となった。

 阪神のダブルストッパーを攻略した。1点を追う九回1死、ゲラから岡本和が起死回生の同点9号ソロ。十回には岩崎を攻め、先頭小林の安打から1死一、三塁の好機を作り、丸が決勝の犠飛を放った。

 阿部監督は七回途中まで1失点と力投した菅野とともに主砲の岡本和を称賛。「菅野も病み上がりだったけどよく投げてくれたし、やっぱり岡本の一本というのも流れをこっちに持ってきてくれたなと思います」と振り返った。

 岡本和にとっては10試合ぶりの一発。不振に苦しんでいる状況で、勝負強さを発揮した。指揮官は「打った瞬間に入ると思いましたし、チームも4番が打つというのはすごく試合を左右すると思ってますから。苦しんでもがいていたのは見てたので、本人にとってもスッキリした一発になったんじゃないかと思います」とうなずいた。

 阿部監督自身も長く経験した4番の重圧。「なんとかしようと思って、その力みというのもあると思いますし、その力みっていうなは僕も経験したことがあるんですけどね。やっぱり4番が打たないとと思って、毎試合やるわけですからね。キツかったと思いますけどね」と思いやった。

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