日本ハム・新庄監督「これは難しい」「もうイップス」 走者三塁からのギャンブルスタート、またもや失敗
「楽天3-2日本ハム」(26日、楽天モバイルパーク)
日本ハムが敗れ連勝は2でストップ。貯金7として交流戦を迎える。
絶好の同点機を逃したのは八回1死三塁の場面。水野の打席で三走・五十幡がバットに当たった瞬間にダッシュする“ギャンブルスタート”を敢行。だが打球は投ゴロとなり、五十幡は三本間に挟まれた。作戦失敗となった。
新庄監督は「スクイズも考えたんですけど…」と悔やんだ。
12日のロッテ戦では九回無死三塁の場面で、田宮の二ゴロの間に三走・五十幡がスタートを切らなかったシーンにイスからずり落ちる仕草を見せた。後にSNSで「僕がゴロはストップの指示を出したから、五十幡君は何も悪くない!!」と明かし、「僕のリアクションはホームに帰って来れるゴロを打つんか~い のリアクション!!」と思惑通りにならなかったことを説明していた。
それ以前にはギャンブルスタートを指示したが、痛烈なライナーで併殺となったことも。この日はゴロだったが投手前。「そこ(に打つの)かーい」と苦笑いだ。裏目続きの“走者三塁”。「もうイップスやね(笑い)どうしようかと。水野くんは昨日の右中間の当たりもあったし、どっちや?って思いながらも…。これは難しい」と首をひねっていた。