電撃休養の西武・松井稼頭央監督 OB・デーブ大久保氏も驚愕「西武では異例中の異例の人事」「実際は解雇」も松井監督の再起期待
元西武のデーブ大久保氏が26日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。この日のオリックス戦で、8連敗から逆転勝ちで2連勝を飾りながら、途中休養が発表された西武の松井稼頭央監督について、驚きを語った。
現役時代、西武にドラフト入りしてプレー。08~10年にもコーチ、編成部として所属していただけに「こんなにびっくりするようなニュースは久しぶり。自分の時に起きたことよりもびっくりすることが起きた」と切り出し、「西武では異例中の異例と言われる人事が発表された」と、驚愕した様子だった。
チームはここまで15勝30敗で最下位に低迷しているとはいえ、開幕から45試合、交流戦を控える中での休養に「あまりにも負けてるっていうのはご存知のとおりで、僕らもあれだけ投手がいながら、打てないっていうのはやっぱり大きいなって感じてましたけど。それにしても、2年目ですし、シーズン始まってまだ5月の終わり。これから交流戦に入っていくというところで。休養っていう言葉ですよね。休養って柔らかく言ってる感じですけど、実際は解雇みたいなものですから。非常にキツくて重たい言葉ですね。もし、自分が休養って言われたら、野球界で監督は2度とないなと、野球界に戻るところまでないなと感じるのが休養っていうところだと思う」と、神妙に語った。
ただ、松井監督はまだ48歳。「僕が思うのは松井稼頭央監督は必ずまた復帰できる。若いですし、統率力もありますし、才能もある。これからまた色んなところで勉強して復帰するというところもあるので。ライオンズの宝ですから。球団も松井監督を潰さないように、壊れないようにというところで。このキツイ荒波は渡辺GMしか受け止められない」と、慮った。