オリックス・阿部翔太投手が２６日、自身のＸを更新。誹謗中傷の書き込みに苦言を呈した。

　阿部は書き込みの詳細については明かしていないものの、「何様か分からんけどＳＮＳで個人名出して色々言ってる人ってなんなん？笑　鍵付けてなかったら誰でも目に付くって事ぐらいはわかってやってるんやんな？どうせ面と向かったら言われへんのやから誹謗中傷するならせめてアカウントに鍵つけてや　笑」と抗議。「あくまでも僕の独り言です。笑」としたものの、不快感をにじませた。

　ＮＰＢでは選手や審判などへの誹謗中傷が深刻化している。今季開幕前、日本プロ野球選手会は昨年、複数のケースで法的措置を講じたことを発表。損害賠償の支払いを含めて、示談が成立したことも明らかとなっている。

　だが、今年４月にもＤｅＮＡ・関根大気外野手も誹謗中傷の被害を訴え。プロ野球選手会は今月１５日、対策チームが誹謗中傷を行ったアカウントを対象にして、裁判所に対して発信者情報開示命令申し立てを新たに複数件行ったことを報告している。