巨人 岡本和「三塁」起用も DH制のパ主催試合で坂本の負担軽減 阿部監督が交流戦必勝プラン明かす
巨人の阿部慎之助監督(45)が27日、交流戦必勝プランの一端を明かした。ウルトラCとして用意したのが、4番・岡本和真内野手(27)の三塁起用プラン。DH制のパ・リーグ主催試合が候補で、坂本勇人内野手(35)の負担を軽減する意味合いもある。カギは昨季の交流戦MVP男だ。
交流戦を前に指揮官は4人の入れ替えを断行した。馬場、郡を抹消し、ウレーニャとヘルナンデスを招集。新助っ人は中堅、もしくは右翼で先発起用する。リリーフは8人とし、低調な打線の強化を図った形。初戦はパ・リーグ首位を走るソフトバンクだけに「大味な野球では、絶対に勝てない」と気を引き締める。
「勇人を休ませて和真を持っていくこともあります。泥くさくどう1点を取るかっていう野球に徹していきたいです」
明かしたのは岡本和の三塁起用プラン。長く守ってきた場所で「少し気分転換をさせて」と意図を明かす。昨年は8本塁打、19打点で2冠に輝き、打率・383も2位。MVPにも輝いた交流戦男は「全カードで勝ち越し目指して頑張りたい」と気を引き締める。昨年は得失点率差で惜しくも逃したが、“秘策”と共に14年以来の優勝を目指す。