巨人痛恨 六回の絶好機を逃す 無死一、三塁でオコエがバント 解説の原辰徳氏「いってほしいのはある」

 6回、オコエは一塁走者を送る犠牲バント(撮影・佐藤厚)
 グラウンドに姿を見せ、阿部監督(左)と握手をする王貞治氏。後方は小久保監督
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 「巨人-ソフトバンク」(28日、東京ドーム)

 巨人は0-1で迎えた六回の絶好機を逃した。

 先頭立岡の四球、盗塁、丸の内野安打で1死一、三塁。ここでオコエが初球からバントの構えをすると、中継の解説を務めた原辰徳氏は「強気でいってほしい」と注文。王貞治氏も「ノーアウト一、三塁。打つしかないですよ。あららら。ノーアウトですからね。サインなのか自分の意思なのか分かりませんが…」と語った。

 その後、2球目もバントでファウル。1-1からの3球目、再びバントすると打球は高く弾んで捕手が処理。一塁走者だけが二塁に進塁し、場面は1死二、三塁と変わった。

 消極的にも映る攻撃に、原氏は「まあまあ…。ワンナウト2、3塁。あるいは1点入って1死二塁にしたかったんですかねえ。バッティングカウントなんで、いってほしいというのはありますね」と解説。王氏は「今のバントはサードランナーは(スタート切るのは)難しい。結果的には難しい。仕掛けてるのはいい」とした。

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