日本ハム・新庄監督「同級生ながらジェラってました」小久保監督に「いい選手でしたからねえ」交流戦で2ゲーム差、直接対決で首位獲り狙う

 三塁側のベンチから顔を出してポーズを決める新庄監督(撮影・田中太一)
 練習を終え、引き揚げる新庄監督(撮影・中田匡峻)
 新庄監督(左)にあいさつをする梅野(撮影・中田匡峻)
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 「阪神(降雨中止)日本ハム」(28日、甲子園球場)

 午後4時40分に悪天候のため試合中止が発表された。新庄監督は「今日の雨では嫌でしたね、マジで」と語り、交流戦の開幕、甲子園での凱旋試合はお預けとなった。 交流戦を弾みに、リーグ優勝を狙う。「交流戦優勝とかよりも、ソフトバンクには勢いがあるんで、何とか今のゲーム差を少しでも縮めたい」と語り、「理想は2ゲーム。直接対決で抜かすのが一番ドラマティック。面白い、ファンのみんなが」という青写真を描く。6月28日にホームでソフトバンクと3連戦。そこを2ゲーム差で迎え、一気に首位に立つプランだ。

 同級生の小久保監督にライバル心を燃やす。「いい選手でしたからねえ。オレの中では一番美しいホームラン打つのは小久保君。同級生ながらジェラってましたからね」と現役時代を振り返る。「ホームランがきれいすぎて。ああいうホームラン打ちたいなって思ってはいましたね」と話した。

 他に意識していた選手を問われると「意識まではいかないですけど、いいキャラしてるのは元木君」と笑う。「まだ同級生いますよ仁志くんとか前田くんとか種田君とか。あと新井君、広島の。でも意識まではいかない。小久保君はいいバッターだったんで」と小久保監督への賛辞が止まらない。かつてジェラシーを抱かせた相手。監督として打ち負かす思いだ。

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