巨人 「王貞治DAY」で痛恨8度目零敗 六回無死一、三塁の絶好機で無得点響く ヘルナンデス初打席初安打も

 「巨人0-2ソフトバンク」(28日、東京ドーム)

 巨人が今季8度目の完封負けで交流戦初戦を落とした。先発の山崎伊が6回5安打1失点と、強力打線を抑えロースコアの展開を作ったが、打線がチャンスであと1本が出なかった。

 巨人の創設90周年を記念する「王貞治デー」として行われた一戦。試合は五回、栗原のソロ本塁打でソフトバンクが先制した。それでも山崎伊が粘りの投球で援護を待つと、六回の攻撃だった。先頭の代打・立岡が四球を選んで出塁。続く丸の打席で二盗を決めると、丸も二塁内野安打で続き、無死一、三塁を作った。

 ここで打席に立ったオコエは、初球からバントの構えを見せた。ボール、ファウルと続き3球目。打球は高く弾んで投手の有原が処理。一塁走者だけが二塁に進塁し、場面は1死二、三塁と変わった。さらに吉川が二ゴロに打ち取られると4番・岡本和の四球後、満塁で坂本が右飛に倒れ絶好機で無得点に終わった。

 先発の山崎伊は「味方の守備にも助けてもらいながら、最少失点で切り抜けられたことは良かったと思います」とコメント。だが、七回に2番手の船迫が1点を失うと、裏の攻撃でも先頭・岸田が四球を選んで出塁したが、ヘルナンデス、泉口、立岡が3者連続三振。重苦しい展開が続いた。

 新助っ人のヘルナンデスは三回の初打席で有原から初安打。3打数1安打だった。

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