零敗発進の西武・渡辺監督代行「リスクを覚悟で使っている」と拙守のコルデロをかばう 攻撃は「なかなかチャンスがなかった」

 中日に敗れグランドを見つめる渡辺監督代行
 8回、空振り三振に倒れるコルデロ(撮影・山口登)
 3回、岡林の打球を後逸するコルデロ(撮影・山口登)
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 「中日3-0西武」(28日、バンテリンドーム)

 西武・渡辺久信GM兼監督代表の“初陣”は、今季チーム5度目の零敗で黒星スタートとなった。試合後は「緊張しましたよ」と第一声の後「何とか勝てればよかったけど、こういうゲーム展開。お互いカード頭で好投手同士でミスが出てしまったのがきょうの大きな部分」と続けた。

 三回は左翼・コルデロに左前の打球を後逸するミス(記録は二塁打)が出て、先発・今井に失策が続いて先制点を献上した。この日は一塁に中村剛、左翼にコルデロを起用する攻撃重視の布陣。「セ・リーグの戦いに当然、DHはない。ある意味どっちのリスクを取るか。おかわり(中村剛)とコルデロには出てもらわないと。(点を)取りにいかないといけない」と意図を説明した。その上でコルデロのまずい守備については「リスクを覚悟で使っている。痛いミスではあったが。投手にしてみればシングル(ヒット)で済むところを、ああいうチャンスを与えてしまった。これはある意味リスクを背負ってる」と続けた。

 結果は散発4安打で完封負け。二回は先頭の中村剛が左中間二塁打を放ったが、後が続けなかった。「きょうはね、なかなかチャンスもなかったし。初めのチャンスで何とか得点につなげられたらよかったが」と悔しがった。

 選手の顔色が変わったかと問われると「みなさんどうでした?」と報道陣にどう見えたか逆質問。「はっきり言って、ここから、下から追いかけるしかない。ある意味ファイティングポーズを取っていかないといけないと思う」と逆襲を誓った。

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