オリックス 広島キラー田嶋がまさかのKO 4回6失点と炎上 大暴投も失点につながる

 3回、汗をぬぐう田嶋(撮影・市尻達拡)
 3回、田嶋は末包に左越え2ランを浴びる(撮影・市尻達拡)
 3回、中嶋監督(左から2人目)は末包に2ラン被弾直後、メモを取る(撮影・市尻達拡)
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 「広島-オリックス」(29日、マツダスタジアム)

 オリックス・田嶋大樹投手(27)が得意の広島戦に先発したが、4回8安打6失点でKO。鯉キラーの役割を果たせなかった。

 初回は秋山、矢野に連打され、その後1死二、三塁から小園の遊ゴロの間に三走が本塁へ生還。先制点を献上する形となった。

 1点ビハインドの三回は1死二塁から矢野に右中間へ適時三塁打を打たれる。1死三塁で菊池と対戦したシーンでは初球のチェンジアップがすっぽ抜け、捕手の構えたミットの遥か上を行く大暴投となり、矢野が楽々とホームイン。もったいない投球で失点した後、2死一塁から末包に左越えの2ランを打たれた。

 5点ビハインドの四回にも2死三塁から秋山に中前適時打を打たれ、相手の勢いを止めることができなかった。

 田嶋はこれまで広島戦は通算4試合で2勝0敗、防御率0・41と好相性を発揮していた。「マツダスタジアムは特に悪い印象はありません。いつも通り投げられたらと思います」と試合前は意気込んでいたが、悔しい結果に終わった。

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