西武・渡辺監督代行が采配2戦目で初勝利 ナイン一番 蛭間がヘッスラで適時内野安打、隅田は8回4安打無失点
「中日0-1西武」(29日、バンテリンドーム)
渡辺久信監督代行率いる西武が、采配2戦目で初勝利を挙げた。
西武は六回、先頭の源田が中前打。続く岸の捕手前のバントは二塁封殺で走者を進められなかった。それでも次の外崎がエンドランのサインで二塁内野安打を放ち一、三塁に。2死後に蛭間が三塁へタイムリー内野安打を放った。
この際、蛭間は一塁へ執念のヘッドスライディング。一塁送球と際どいタイミングで中日・立浪監督がリクエストしたが、判定は変わらずセーフだった。
投げては先発の隅田が8回4安打無失点の快投。1-0の七回2死の攻撃で一塁への走塁時に転倒し、右足がつったような仕草を見せたが、その裏も続投。気迫の投球で三者凡退で切り抜けると、八回は2死一、三塁のピンチを招いたが、佐藤龍のカメラマン席に飛び込みながら三邪飛を捕球する好プレーで切り抜けた。
今季西武は開幕から低迷し、26日のオリックス戦を最後に松井稼頭央監督が休養。翌27日付で渡辺GMが監督代行を兼任した。
監督時代の2013年以来の采配となった28日の同戦は、0-3で零敗を喫していた。