死闘を制した巨人・阿部監督が貧打を嘆く「奮起をどう促していいか。ほっといたらいいのか、昭和っぽく気合を入れたらいいのか」

 10回、二ゴロに倒れた岡本和
 10回、ヘルナンデスは左前安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、堀田の降板を告げ、捕手の岸田(左)と話す阿部監督
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 「巨人1-0ソフトバンク」(29日、東京ドーム)

 死闘を制した巨人・阿部監督は「いや、もう最後ね。スッキリ打ってくれましたね」と延長十二回1死二塁で右越えサヨナラ二塁打を放った吉川をたたえた。初球をとらえた打撃については「それがいい結果につながったんじゃないか」と評した。

 ただ、七回までは相手先発の大関に2安打に抑えられ、八回以降は代打、代走を次々と繰り出したが、なかなか本塁まで届かなかった。「ほんとに遠い1点だったなというのは思うが、勝ったんで。はい、うれしいです」と振り返った。

 ソフトバンクの強力打線に得点を許さなかった投手陣には「本当はもう、ピッチャー全員で勝てたんじゃないかと思うし、この勝ちはすごく大きい」と称賛。一方で、前夜は零敗で、この日も12回で1得点の野手陣については「奮起をどう促していいか教えていただきたい。ほっといたらいいのか、昭和っぽく気合を入れた方がいいのか。そのへんは指導者としてわかりません」とぼやき、「練習するしかないです、打てない人は。それのみだと思う」と話した。

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