ロッテ 執念ドローも吉井監督は納得せず「何か問題ある」15安打3得点に

 12回引き分けに終わり引き揚げる吉井監督(撮影・開出牧)
 12回、投ゴロに倒れた佐藤(撮影・開出牧)
 7回、捕邪飛に倒れた代打・愛斗(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト3-3ロッテ」(29日、神宮球場)

 ロッテは九回に同点に追いつき、執念の引き分け。3位転落したものの、10連勝への望みはつないだ。吉井理人監督(59)は「良かったです」と話したが、15安打を放つも3得点しか奪えなかった結果には「15安打打って3点。これは何か問題があると思うので、しっかり考えて明日からまたやっていきます」と厳しい表情だった。

 2-3の九回。1死から小川が遊撃への内野安打で出塁。愛斗が右前打で続き一、二塁とした。続いて打席には、代打・ポランコ。直球を右前にはじき返し、同点適時打とした。ただ、勝ち越しとはならず延長戦にもつれこんだ。

 同点の延長十二回。2死から茶谷が右前打。続く岡も右前打でつないだ。2死一、二塁と好機を呼んだが、佐藤はフルカウントから投ゴロ。ここでも勝ち越しはかなわず、引き分けとなった。

 2005年以来19年ぶりの10連勝へ、指揮官は「明日からの試合をどうやって勝つか、1試合1試合考えていくだけ」と話した。

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