ロッテ10連勝お預け 九回ポランコ同点打で執念ドロー 吉井監督「明日からまたやっていく」

 「ヤクルト3-3ロッテ」(29日、神宮球場)

 ロッテは2005年以来19年ぶりの10連勝へ望みをつないだ。2-3の九回、執念の3連打で同点に。延長12回に及ぶ熱戦に持ち込み、引き分けとした。吉井監督は「良かったです」としながらも、15安打で3得点と好機での一打を欠いた打線に「何か問題があると思うので、しっかり考えて明日からまたやっていきます」と厳しい表情で話した。

 2戦連続で初回に先制を許したが、0-1の四回、反撃に出た。先頭・ソト、角中が連打で二、三塁とすると、佐藤の二ゴロ間に同点。なおも1死三塁からは、4試合連続スタメン出場の安田が中前適時打を放ち、一時勝ち越しに成功した。

 五回に逆転を許したが、それでも粘る。2-3の九回だ。1死から小川が遊撃内野安打でしぶとく出塁。愛斗が右前打で続き一、二塁とした。続く打席には、代打・ポランコ。救世主が直球を右前にはじき返し、同点適時打とした。

 同点の延長十二回には、2死から茶谷が右前打。続く岡も右前打でつないだ。2死一、二塁と好機を呼び、佐藤はフルカウントから投ゴロ。惜しくも勝ち越しはかなわなかった。

 4時間10分の激闘を制することはできなかったがドロー。指揮官は「明日からの試合をどうやって勝つか、一試合一試合考えていくだけ」。連勝ロードを決して途切れさせない。

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