日本ハム・新庄監督のサプライズ “前科”の2006年に「次からはしません」もw 当時の阪神球団社長&王監督も称賛

 試合前のシートノックで新庄は阪神時代のユニフォームでグラウンドに飛び出した=2006年5月撮影
 新庄は阪神時代のユニフォームでシートノックを受ける=2006年5月
 懐かしのユニホームでシートノックの守備につく新庄=2006年5月
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 「阪神2-8日本ハム」(29日、甲子園球場)

 日本ハムの新庄剛志監督が試合前に阪神時代のユニホームを着用してメンバー表交換に登場。実は日本ハムに在籍した現役時代の2006年にも同じサプライズを行っており、この時は背番号5のユニホームを着てシートノックに登場していた。

 その翌日、マナー違反として審判団に注意を受けた。その際、「分かりました。申し訳ありません。次からはしません」と宣言していたが、表情は笑っていたと18年前の記事には残っている。さらに当時のセ・リーグ、大越事務局長の発言として「豊蔵会長は『今後も繰り返すようなら制裁も考えている』と言っている」とあった。

 それでも当時は斬新すぎるアイデアだったことから、阪神・牧田球団社長は「プロとしてファンに不快感を与えることなく、かつ喜んでいただけるのであれば私としてはいいことだと思います。ただ、審判の立場としてはルールとして、はっきりと言わないといけないことだと思います」と容認する見解を示していた。ソフトバンクを率いていた王監督(現球団会長)も「彼にしかできないファンサービス。全部を否定しているわけではない」と一定の理解を示していた。

 ちなみに18年前、阪神を率いていたのは第一次政権時代の岡田監督。この時も1-4で日本ハムに敗れていた。

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