脳しんとう特例で抹消だったヤクルト・丸山和が1軍に復帰
「ヤクルト-ロッテ」(30日、神宮球場)
脳しんとう特例で抹消されていた、ヤクルトの丸山和郁外野手が1軍に合流。即登録された。
試合前練習から時折笑顔も交ぜながら守備練習などで汗を流した丸山和。報道陣を前に「大丈夫です」と笑みを浮かべるなど、元気な姿を見せた。
丸山和は22日のDeNA戦で緊急搬送されていた。1点を追う六回、2死一、二塁で迎えた宮崎の打席で、打球は中堅頭上を襲う大きなフライとなった。これに中堅・丸山和がジャンプしながら好捕。その際にフェンスに激突。頭を強打する形でそのまま倒れ込み、担架で運ばれて病院へ直行した。
高津監督も東部の検査結果などを受けて、「異常はなかったということなので、まずは一安心」と状況を説明。プログラムに沿った動きを重ね、29日のイースタン・巨人戦では「1番・中堅」で先発出場していた。
丸山和は練習後に、「やっぱり離脱することは1番ダメだと思うので、フェンス際はもっと練習しないといけない。ああいったプレーでチームに迷惑もかけてしまっているので」と全力プレーの中でも反省を忘れず、「ぶつかってでも取らないといけないけど、そこでケガをしないように。工夫して練習していきたい」と前を向いた。