日本ハム・新庄監督 「昨日はありがとうございました」 阪神・岡田監督に感謝伝える 審判団とはハイタッチ
「阪神-日本ハム」(30日、甲子園球場)
試合前のメンバー表交換が行われ、三塁側ベンチからホームベース付近に歩を進めた日本ハム・新庄監督は恥ずかしそうな姿を見せると同時に、メンバー表で顔を隠すしぐさを見せた。その後、阪神・岡田監督と審判団に「昨日はありがとうございました」と感謝を伝えた。岡田監督とは低く頭を下げた姿勢で握手を交わすにとどまったが、審判団とは恒例となったハイタッチを交わすと、甲子園のスタンドが大きく沸いた。
前日29日には、新庄監督が阪神入団時の背番号「63」と「新庄監督」と名前の入ったタテジマのユニホームを着て登場し、岡田監督や審判団を驚かせると同時に、スタンドのファンを喜ばせた。ホームベース付近で岡田監督と握手をした後、笑顔で記念撮影し、両手を広げてスタンドのファンに向けて頭を下げて挨拶した。
新庄監督は試合後に1カ月前からサプライズを計画していたことを明かし、「どうしようかなあと思ったけど。怒られる前提で。罰金用意してたもん。岡田さんも記念撮影を快く受け入れてくれて、記念になりました」と感謝の言葉を述べていた。