巨人・喜多の2年ぶりのプロ2安打目はリクエストで幻に ソフトバンク遊撃・今宮の好プレーに阻まれるもチームはその後一挙6点

 巨人・喜多隆介
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 「巨人-ソフトバンク」(30日、東京ドーム)

 巨人・喜多の2年ぶりの安打はリクエストで幻と消えた。5点を追う三回無死一、二塁の場面で投手の高橋礼の代打で出場。ソフトバンク・東浜のカットボールをとらえた打球は中前へ抜けようかという当たりだった。遊撃・今宮にダイビングキャッチされたが、二塁・川瀬へのトス送球に塁審はセーフの判定を下した。

 遊撃内野安打なら喜多にとっては2022年9月7日・DeNA戦以来、2年ぶりのプロ2安打目だったが、二塁上の際どいプレーにソフトバンク・小久保監督がリクエスト。リプレー検証の結果、一塁走者・立岡の足が二塁に着くよりも、二塁・川瀬の捕球が早いとされ、判定はアウトに覆った。

 結果は遊ゴロとなり喜多のプロ2安打目もこの日のチーム初安打も幻に。しかし、続く丸が1死一、三塁で右前タイムリー。この回さらに新助っ人・ヘルナンデスに来日初アーチとなる1号3ラン、4番・岡本和に10号逆転2ランが飛び出すなど、一挙6得点で試合をひっくり返した。

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