ドラフト候補の日本生命・石伊が都市対抗本戦出場決める決勝適時打 阪神など8球団のスカウトの前で勝負強さ発揮
「都市対抗野球・近畿地区2次予選・第1代表決定戦、日本生命4-3日本製鉄瀬戸内」(30日、わかさスタジアム京都)
日本生命が2年連続63回目となる本大会出場を決めた。第1代表での出場は2017年以来、7年ぶりとなった。
初回から1死一、二塁の好機で4番・竹村陸外野手(26)が先制の中前適時打をマーク。続く1死一、三塁でも中犠飛で追加点を加えた。
主役はこの日も阪神など8球団のNPBスカウトが視察した今秋ドラフト候補の石伊雄太捕手(23)。プロ注目の山田健太内野手(23)の同点適時打で追いついた直後の九回2死二塁。華麗な流し打ちで勝ち越し&決勝の右前適時打を放ち、塁上で雄たけびを上げた。
捕手としてもスタメンマスクを被り、大会を通してチームをけん引。扇の要としての重責を果たした。