「阪神０－６日本ハム」（３０日、甲子園球場）

　日本ハム・新庄監督の采配が的中した。「６番・投手」で起用した山崎が、四回無死一、三塁から先制の中前適時打。投げても７回３安打無失点の好投で、リーグ単独トップの６勝目を挙げた。

　新庄監督は試合後、「良かったぁ、６番で。５か６で迷ってて。今みんな調子いいから、打点つけてくれそうな感じで６にして。今日だけなんすよ。次からは９でと決めてたんで」と５番起用も視野に入れていたことを明かした。

　最終的に６番とした理由については「甲子園でなんかこの雰囲気で楽しそうに野球してる福也君がやってくれそうな気がして」と説明した。

　四回無死一、三塁からの適時打には「あれでベンチめちゃくちゃ盛り上がった」としつつ、「バントなんか一切考えてなかった」と笑い、「打ってくれ、何とか期待に応えてくれと思ってました」と振り返った。