ロッテの中継ぎ右腕・沢田がフルスイングで神宮を沸かせる 九回に登板し延長十回にプロ初打席 空振り三振
「ヤクルト-ロッテ」(30日、神宮球場)
ロッテの中継ぎ右腕・沢田がフルスイングで神宮を沸かせた。
同点の九回に4番手でマウンドに上がり1回を無失点。延長十回は2死で打順が回ったが、その時点でベンチに野手は捕手の柿沼しか残っておらず、沢田がそのまま左打席へ入った。
沢田はプロ8年目で初の打席。初球をフルスイングし、勢い余って膝をつくと、大歓声がわき起こった。追い込まれてもファウルで粘ると、ベンチの仲間が拍手喝采。最後は空振り三振に倒れ、その裏のマウンドには5番手の益田が上がった。
東京六大学リーグの立大出身。投手としても通算22勝を挙げたが、打撃でも2015年春に打率・385をマークした思い出の神宮でハッスルした。