ヤクルト2試合続けて総力戦のドロー 高津監督は石山起用に「1回やられたぐらいでは変えない」とキッパリ 踏ん張った投手陣をねぎらう
「ヤクルト3-3ロッテ」(30日、神宮球場)
高津ヤクルトが2試合連続で逃げ切りに失敗するも、執念の引き分けに持ち込んだ。試合後の高津監督は、踏ん張った中継ぎ陣をねぎらった。
2試合続けて九回に石山がリードを守れずに、延長戦に突入したロッテ戦。好調だった石山の失点が続いていることに対して、高津監督は「いろんな要素があって、これは1つや2つではないので。あれです、これですっていうのはこの場ではなかなか言いづらい」と言葉を濁した。
それでも石山の起用については、「1回やられたぐらいでは変えないです。今まで頑張ってきたあれがあるので、状況に応じてとは思いましたけれども。七回の木沢からね、九回の石山はイメージしてました」と信頼変わらず、マウンドに送り出したことも説明した。
結果、2試合続けての総力戦に勝ちきることができなかった現実もある。「九回まで勝っていたわけなんで、勝ちたかったのは勝ちたかったです。ただ、非常にピンチも多い中、昨日も12回戦って、リリーフも難しい中、そのまま終われたっていうのは、山本が九回に1本打たれましたけども、あそこでよく1点で終わらせたっていうのが引き分けた大きな要因だと思います」とし、「今の中では本当によく頑張っている。今いるメンバーは本当によく頑張ってると思います」と踏ん張った投手陣をねぎらった。