ロッテ・連夜の執念ドロー カード1勝2分けも吉井監督「ピッチャーを疲れさせただけであまり良いことはなかった」

 「ヤクルト3-3ロッテ」(30日、神宮球場)

 2戦連続で延長戦にもつれ込む激戦。ロッテは九回に総力をつぎ込み、土壇場で追いつき、執念のドローだ。吉井監督は「結果的にはブルペンが頑張った。(九回は)あそこは追い越してほしかったんですけど、負けなかったので」と振り返った。

 ただでは終わらなかった。2-3の九回。先頭で代打・角中が四球を選び、代走に和田。続くソトが左前打を放ち、代走・茶谷が入った。なおも1死満塁では代打・ポランコ。2球目の変化球を右前にはじき返し同点に。「良い形でタイムリーになってくれて良かった」と喜んだ。

 代打、代走を4人投入し、1点をもぎとったが、控え選手は捕手の柿沼のみに。十回2死では九回から登板した沢田に代打を出せず、空振り三振に倒れた後、十一回から益田が登板した。指揮官は「本当は延長をやりたくなかったので、あそこで決着をつけるつもりでつぎ込んだんですけど。リリーバーはみんな連投だった。よく頑張った」とねぎらった。

 2005年以来19年ぶりの10連勝はまたしてもお預け。今カードは1勝2分けで負けなしとしたが、指揮官は「ピッチャーを疲れさせただけであまり良いことはなかった。阪神戦もピッチャーの使い方は難しいので、これから考えます」。次は阪神を本拠地で迎え撃つ。昨季は負け越した猛虎を、今度こそ倒す。

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