中日 痛恨サヨナラ負けで3連敗 またも好投の涌井を援護できず わずか2安打1得点 九回にミスから決勝点奪われる

 「オリックス2-1中日」(31日、京セラドーム大阪)

 中日が今季2度目のサヨナラ負けで痛恨の3連敗。打線がわずか2安打1得点で好投の涌井を見殺しにしてしまった。

 九回、松山がミスも絡んで無死三塁のピンチを背負うと、1死後、頓宮を四球で歩かせ、宗に左翼への犠飛を許してしまった。

 二回に敵失に乗じて田中の一ゴロ間に先制点を挙げたが、以降はオリックス投手陣の前に凡打の山を築いた。涌井は五回まで無失点投球を見せるも、六回に連打から無死一、三塁のピンチを招き、太田の犠飛で試合を振り出しに戻された。

 涌井はここまでしっかりと試合を作ってきたが、4月24日の巨人戦を最後に白星から見放されている。特に直近の3試合は6回以上、2失点以下と先発の役割をしっかりと果たしながら、打線はわずか1点と無援護に泣かされていた。

 チームは3連敗で借金4にふくらんだ。セ・リーグ10勝一番乗りからまさかの失速を見せた中、交流戦でも苦しい船出となった。

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