巨人が3連勝で貯金4 優良助っ人?ヘルナンデスが攻守で勝利貢献 戸郷ノーノー翌戦で5勝目

 3回、吉川の適時打で生還し、戸郷(右)とハイタッチするヘルナンデス(撮影・佐藤厚)
 好投を見せた戸郷(撮影・佐藤厚)
 4回、立岡は左前適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「西武1-4巨人」(31日、ベルーナドーム)

 巨人が3連勝で貯金を4に伸ばした。三回、新助っ人・ヘルナンデスの中越え二塁打から4連打で2点を先制。四、五回と1点ずつを奪い効果的に得点を重ねた。投げては先発の戸郷が7回3安打1失点で5勝目。チームは22年6月9日から西武戦5連勝を決めた。

 初回、1死から中前打を放ったヘルナンデスは、続く三回。2死走者なしで打席に立つと2-1からの4球目。高めに浮いた149キロの直球を見逃さなかった。打球は中堅・岸の頭上を越え、1バウンドでフェンスに到達。二塁打で得点圏に進むと吉川和、岡本、坂本がつなぎ2点を奪った。

 これで昇格から4戦連続安打。前夜5月30日のソフトバンク戦でも三回、5点差から逆転につなげる3ランを放った。この日は守備でも二回、前方のライナーに対して決死のダイブで好捕。先制打の吉川も「2アウトからのチャンスだったので、次につなぐつもりで打席に入りました。先制できて良かったです」と助っ人の一打に感謝した。

 四回には泉口、岸田、立岡の下位打線が3連打で得点。支配下に復帰したばかりの立岡は、22年6月9日の西武戦で左膝のじん帯を負傷。再建手術を受け、長くリハビリ生活を過ごした。打点は負傷した同戦で記録して以来、722日ぶりで「内野が前進していたので、芯でとらえれば何とかなると思って打席に入りました。追加点になって良かったです」と振り返った。

 投げては、先発の戸郷が7回3安打1失点。前回24日の阪神戦で無安打無得点投球の右腕が、翌戦でも抜群の安定した投球を見せた。

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