日本ハム・新庄監督 痛恨被弾の田中をかばう「本人が一番悔しい」水谷の打球には頭抱える「もう3ミリ上、ね」

 9回、サヨナラならず、頭を抱えながら選手交代を告げにベンチを出る新庄監督(撮影・中島達哉)
 延長10回、河野が勝ち越しを許し、肩を落としながら選手交代を告げる新庄監督(撮影・中島達哉)
 9回、オースティン(右)に同点ソロを浴び、肩を落とす田中正(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム3-4DeNA」(31日、エスコンフィールド)

 日本ハムは痛恨の逆転負け。九回に追いつかれ、十回に決勝点を献上した。貯金10はお預けとなった。

 2-2の八回はボークで好機が広がり、敵失で勝ち越し。ラッキーな1点を奪ったが、その裏に田中がオースティンに一発を浴び、試合は振り出しに戻った。十回に河野が森敬の適時打で勝ち越された。

 東に食らいつき、0-2から一時は試合をひっくり返した。九回には水谷が左翼フェンス手前の左飛。新庄監督は頭を抱え、「ああ惜しかった。抱えたっていうか、もうウエートしろって思って。ああいう際どい当たりを打つぐらいの力はあるんで。もう3ミリ上、ボールの上、ね。惜しかった」と悔しがった。

 オースティンに同点弾を浴びた守護神・田中もフォロー。「間隔の問題で空きすぎてたっていうところもあるんですけど。本人が一番悔しいと思うし、次投げた時にビビって投げるか、この悔しさを逆に考えて抑えたろうっていう気持ちで投げるか。そこの問題じゃないですか」と奮起を促した。

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