ロッテがサヨナラ勝ちでついに10連勝!2005年以来の快進撃 九回に執念で追いつく→延長十回に小川が押し出し四球

 延長10回、サヨナラとなる押し出し四球を選んだ小川(撮影・伊藤笙子)
 9回、同点犠飛を放つ高部(撮影・西岡正)
 延長10回、サヨナラの押し出し四球を選び、ナインに祝福される小川(57)=撮影・西岡正
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 「ロッテ5-4阪神」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 13試合連続負けなしのロッテがサヨナラ勝ちでついに連勝を10に伸ばした。2005年に12連勝をマークして以来の快進撃だ。

 1点を追う九回に1死満塁から高部が左翼へ犠飛を放ち試合を振り出しに戻すと、延長十回に2死から友杉が4安打目となる左前打で出塁。鮮やかに二盗を決めると、四球と岡の安打で満塁へ好機を広げた。最後は小川がフルカウントからサヨナラの押し出し四球を選んだ。

 延長十回のピンチを切り抜け勝利投手となった鈴木は「マリーンズって強いなと思いました。すごいなと思っていました」とお立ち台で語った。殊勲者となった小川は「後ろにつなぐ気持ちで。ピッチャーも野手も一丸となって戦っていると思います」と10連勝の要因を語った。

 試合は0-1の三回。先頭・友杉が中前打を放ち、続く和田が四球。無死一、二塁から、荻野は二塁併殺打に倒れたが、2死三塁から小川がセーフティーバントを敢行。適時内野安打で同点とした。

 同点の四回には、先頭・ポランコが左越え二塁打。左翼・島田の悪送球で三塁まで進塁した。続く安田は中犠飛を放ち、勝ち越し。なおも2死一、二塁からは和田が今季初適時打となる右前打を放ち、リードを拡大した。

 だが六回、先発の美馬が先頭・糸原に中前打を浴びると、続く前川には右翼席への同点2ランを被弾。1死から島田に四球を与え、5回1/3を6安打3失点で降板となった。

 リリーフした菊池がその後のピンチを切り抜けたが、イニングをまたいだ七回に、1死から大山に右中間二塁打を許すと、2死二塁からまたしても前川に右前適時打で、勝ち越しを許した。

 それでも2戦連続の延長戦を戦っていた中、リリーフ陣は限られた起用となっていたが、延長十回に鈴木が2死一、二塁のピンチを切り抜けるなど、踏ん張って勝機を呼び込んだ。

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