ロッテ ヒーローの小川に吉井監督「俺の出番はまだかっていうのがにじみ出るくらい練習していた」2番起用で全打席出塁

 延長10回、サヨナラとなる押し出し四球を選び、喜ぶ小川(撮影・伊藤笙子)
 3回、三塁へ同点スクイズを決める小川(撮影・西岡正)
 サヨナラの押し出し四球を選んだ小川(左)とタッチを交わす吉井監督
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 「ロッテ5-4阪神」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは、延長十回、2死満塁から小川がサヨナラの押し出し四球を選び、2005年以来19年ぶりの10連勝。吉井理人監督は小川を「ここのところ、本当に頑張ってくれていた。全出塁、本当に良かったと思います。キャンプから『オレの出番はまだか』っていうのがにじみ出るくらい練習していた。その成果がでてきた」とたたえた。

 初回から積極的に攻撃した。得点には結びつかなかったが、初回1死から左翼線二塁打で出塁。0-1の三回には、2死三塁から意表を突くセーフティースクイズで同点とした。2安打4四球で全打席出塁とし、「粘ったりとか、見極めたりとか、自分のやるべきことをしっかり理解できている。継続してやっていきたい」と話した。

 同点の延長十回2死満塁からは、カウント0-2から4連続ボールで押し出し四球。「自分の持ち味を出していこうかなって思って打席に立ちました。しっかり狙い球を絞った上で最初は打ちにいって、追い込まれたらしっかり粘ろうと思った」と振り返った。

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