DeNA・森敬斗 延長十回プロ初決勝打 2019年度ドラ1「今年がラストチャンスだと思っている」

 「日本ハム3-4DeNA」(31日、エスコンフィールド)

 泥くさくつないだ。延長十回2死一、二塁。DeNA・森敬斗内野手が決勝の中前適時打。「みんながつないでくれたチャンス。何としてもかえそうと思った。前の打席で三振していたので悔しさをぶつけました」と屈託ない笑顔で振り返った。

 プロ初の決勝打だ。2019年度のドラ1。期待されながらも度重なる故障にも見舞われ、レギュラーをつかめずに6年目を迎えた。「今年がラストチャンスだと思っている」。覚悟を持って臨む今季、ついに価値ある勝利を導いた。

 敗色濃厚のムードから一転、粘り勝ちを収めた。八回無死一塁、山崎が投手板を外さずに一塁に偽投したとして、ボークを宣告された。三浦監督の猛抗議も実らず、判定はそのまま。その直後、バント処理した山崎の一塁悪送球で勝ち越しを許していた。悪夢のような流れの中、九回にオースティンが起死回生の同点弾。最後は森敬の快打で締めくくった。

 今季2戦2敗と苦戦していた延長戦を制し、連敗ストップ。三浦監督は「みんなが必死に食らいついて、守りも攻撃も執念が実った勝利」とうなずいた。

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